森羅万象から学ぶ人生羅針「主体性無き協調性は無価値」
2023.08.03
森羅万象から学ぶ人生羅針「主体性無き協調性は無価値」
少し前に、自分が無い人には、本当の友達がいないことをご案内しました。一見友達がいるように見えてもそれは単なる遊び相手で、しかも使い走りみたいな立場で仲間に混ぜてもらっているに過ぎず、決して対等な人間関係の中にいるわけではないからです。
自分が無いというのは主体性がないことです。それでも自分の存在を認めてほしいと思うから、相手に合わせて仲間に混ぜてもらうことで、アイデンティティを確保しようとします。
しかし、自分が無い人は、結局その中身を見抜かれてしまい、無価値のまま利用されるのです。それであるにもかかわらず「自分には協調性がある」と錯覚しているところが残念なのです。
その面白い証拠に「俺とお前は友達だよな」と言ってくる相手は、間違いなく友達ではありません。友達と言う言葉を巧みに使って、その後にお金を借りるなど頼みごとをして、自分とって都合の良いことに利用するだけなのです。
それでも相手の真意は分かっているくせに、「自分は頼りにされている」と、あえて自分自身を誤魔化すことで、自分の存在価値を保っているのであれば、それは非常に悲しいことです。
本当の協調性を示せる人は、自分の中に確固たる主体性を維持しています。それを守りながら他人に合わせるべきは合わせるという強い意志を示しています。
ビジネスにおいても、協調性は必要不可欠なファクターですが、主体性の無い協調性には一切の価値がないことを肝に銘じておきましょう。
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