森羅万象から学ぶ人生羅針「すべての人間関係を修繕する」
2023.08.24
森羅万象から学ぶ人生羅針「すべての人間関係を修繕する」
イギリスの文学者サミュエル・ジョンソン氏は、「友情には絶えず怠らぬ修繕が必要である」があります。
私の会社・躍進のメイン事業は、住まいの点検業務です。なぜこれが必要であるかはいうまでもなく、家は経年劣化していくためで、その都度点検・修繕が必要になるからです。
そしてこれは、友人関係にも言えます。この『森羅万象から学ぶ羅針盤』の定義では、「友人とは例え自分がどん底の状態にあっても、一切僻(ひが)むことなく、その成功を心から喜べる相手」ですが、この関係を維持していくにも修繕が必要なのです。
なぜなら、すべての人は変わっていくからです。年齢とともに様々な経験を積んで人格も変わっていきますが、同時に体力も健康状態も知らぬ間に衰えているものです。
このように変わっていく相手を見つめる目を、いつまでも出会った時のままにして一切変えなければ、「こいつはこんな奴じゃなかった」となり、友情にひびが入るものです。
同時に、自分も変わっていくもので、そんな自分を友人はどのように見ていてくれているのかは、正直なところ分かりません。
ならばお互いに、相手の健康状態や家族関係、経済的な状況、社会的地位などの変化を見つめ合い、それぞれの変化を指摘して、最初のころと変わらずに相手のすべてを認め受け入れるようにするのです。
友人に限らず、夫婦も親子も、すべての人間関係を適切に修繕してこそ、良き長い関係が構築できることを忘れないでください。
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