森羅万象から学ぶ人生羅針有効な時間だけで過ごす
2023.10.09
森羅万象から学ぶ人生羅針有効な時間だけで過ごす
夢を実現させるために必要な要素はたくさんあります。前回ご案内したように、努力は言うに及ばず、才能や向き不向きなどは、自分で確認できるものです。
しかしどうしても自分の自由にならないものが時間です。これは多くの先人・先哲が述べており、「1日48時間欲しい」などとはよく聞く言葉です。
そして、これに関連して、大倉財閥の創業者である大倉喜八郎氏は、自分より30歳若い山下汽船の創業者・山下亀三朗氏が借金の申し込みに訪れた際、その担保として、「君の年をもらえれば、俺のこれしきの財産など少しも惜しくはない」と返事をしたのです。
この『森羅万象から学ぶ羅針盤』でも、何回もご案内しているように「Time is MoneyではなくTime is Life」「時間は人生の一部」であり、時間だけはどんなにお金を積んでも買えないし、どこにも売っていません。
それならば、1日24時間の時間割りを変え、無駄な部分を極力排除して有効な時間だけで過ごすしかないのです。時間を作る際に、夢を叶えるために必要な項目を書き出すのです。そして、適切な優先順位をつけましょう。
まず一番に考えなければならないのは健康の確保で、その要となるのが睡眠です。その睡眠時間を必要最小限にとどめ、疲れたら仮眠をとるような形で、有効な眠りを実現します。
そして次に休日を一切返上し努力の時間に当て、その代わりに適切な「休憩」をとり365日稼働し続けるのです。もちろん休日返上で仕事をしろという意味ではありません(笑)。
そしてこれは、自分の本気度が高ければ決して不可能ではないのです。むしろ良い緊張感に包まれた習慣となり、却って心地よくも感じるものです。ぜひこのような気持ちで時間を作ることを実践してください。
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