森羅万象から学ぶ人生羅針「6W3Hに分割して解決する」
2023.11.01
森羅万象から学ぶ人生羅針「6W3Hに分割して解決する」
フランスの哲学者ルネ・デカルトは、「難問は分割せよ」と指摘しています。確かにその通りだと思います。難問を一歩下がって見つめると、一見難問に見えるだけで、安易な問題の寄せ集めに過ぎないことが多いのです。その安易な問題を1つひとつ解きほぐしていけば、大抵は解決できるものです。
ではどのように解決していけばよいのでしょうか。それには視点を変えながら、じっくりと6W3Hごとに分割していくのです。
まず言うまでもないことですが、問題の原因は何なのか(Why)、大まかな部分を明らかにします。これにより分割の方向性が分かるからです。そしてベストタイミングを狙いましょう(When)。問題を解決するにもスピードは必要ですが、タイミングを間違うと徒労に終わることがあります。
次に、問題を自分の土俵に乗せることです(Where)。場違いな環境で問題解決に臨んでも一向に埒(らち)が明かないと思います。同時に適材適所を忘れないでください(Who)。その問題解決に最もふさわしい人物を当てないと堂々巡りになります。
相手がいる問題であれば、その弱点を探りましょう(Whom)。それが分かれば適切な対抗策をぶつけられるのです(What)。同時に当然ながら、どのように攻めるかという最適かつ合理的な方法を考えましょう(How)。
問題がビジネスに関することならば、かならず価格やコスト(How much)、数量(How many)という条件を無視してはいけません。これはすべてのビジネスの基本条件だからです。
こうした6W3Hを意識しながら視点を変え分割していけば、解決しない難問はありません。やってみてください。
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