森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人の影響はきっかけに過ぎない」
2023.12.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人の影響はきっかけに過ぎない」
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンは、「外からの出来事が人の運の良し悪しに大いに関係することは確かだ。これには、他人の好意、機会、関係者の死、その人の美徳ゆえの機会などが入る。だが、自分の運をどう発展させていくかの問題は、その人の手中にしかない」と述べています。
私が代表取締役会長を務める躍進も、もうすぐ創業第26期を迎えるまでになりました。しかし私に若い時から「絶対に一国一城の主になるぞ」という固い決意があって躍進を創業設立したのではないのです。それまで勤務していた会社の和議申請がきっかけとなり、「この機会に独立しよう」と思ったのです。
そして同時に、前述の他人の好意、機会、関係者の死(別離)などについても整理しました。
他人の好意とは、前勤務先の社長(当時)である株式会社ピコイの近藤建氏から受けた、私を採用し様々なチャンスを与えてくれたことを筆頭に、「どうせ頼むなら笠井さんに依頼しよう」とご指名くださったお客様です。
機会とは、そうして得たチャンスで確実に結果を出し次につなげてきたことですが、関係者の死を含め人との別離で、それまで築き上げた人間関係が機能しなくなったこともあります。
しかし、それから先の自分の運は、100%自己責任で賄わなければならないのです。他人の好意、機会、関係者の死などの他人の影響は、明るい未来に向かって努力するためのきっかけに過ぎないことを強く認識し、自分を信じて一心不乱に邁進してください。
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