森羅万象から学ぶ人生羅「習慣づけが実績の根拠」
2024.02.26
森羅万象から学ぶ人生羅「習慣づけが実績の根拠」
自分が身につけている様々な能力は、どのように成り立っているのかを分析する必要があります。知識や技能によって支えられているのか、それは誰でも修得可能か、修得可能ならば徒弟制度のような修業によるものか、それとも実践の繰り返しによって修得できるものなのかを分析することです。
それを踏まえて、社員に実績を上げさせる方法は、その人間の個性に影響されることが多いものです。1度だけの指導ですべてを理解できる人もいれば、何十回も同じことを言ってもまったく理解できない人もいます。
そしてビジネスである以上、要求されたことを為すべき素質自体が欠落している、つまりその仕事に向いていない人物であるならば、迷うことなく異動を実行しましょう。
また能力には個々の性格も大きく影響してきます。外向的な人間もいれば、内向的で人と会うこと自体が苦になるというタイプもいます。さらに、人間性においても自分のことしか考えない利己的なタイプもいます。
しかし企業トップは、そんな千差万別な人間たちを統率して、一本の糸に紡いでいかなければなりません。それには習慣づけという概念を持ち出すことが有効です。習慣づけが成功すれば人間は勤勉になります。
習慣づけされていない人間は、例え優秀であっても決して実績を上げることはできません。逆の見方をすれば、実績とは習慣が生み出すものと言っても過言ではないのです。
そんな習慣づけは決して難しいものではないのですが、即実績を生むとは考えないでください。まさに努力といっしょで、結果に結びつく保証はありませんが、それでも習慣づけしなければ結果には100%結びつかないことだけは肝に銘じておきましょう。
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