森羅万象から学ぶ人生羅針盤「きっかけは何でも良い」
2024.04.06
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「きっかけは何でも良い」
松下電器産業(現パナソニック)創業者・松下幸之助は、「山は西からも東からでも登れる。自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける」と述べています。
これを仏教に例えれば、私が実践している日蓮仏法に限らず、禅宗も密教系もすべて、お釈迦様の教えの最終目標である悟りの境地に至るまでの道のりが違うのと同じです。山の頂上までにいろいろなルートがあってしかるべきです。
そしてここで大事なのが「自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開けるのです。例えば友人の奥様は学生時代、世界史にはまったく興味がなかったのです。
しかし成人して宝塚歌劇の『エリザベート』を観劇し、そこから19世紀末期のヨーロッパに興味を持つようになり、その後様々な書物を読んで、その時代に関する知識だけは、世界史の教員並みになったといいます。
奥様は「もし『エリザベート』を観なければ、教科書に人類発祥の原始時代から書かれている世界史にはまったく関心を示さなかった」と言っておられるようです。
しかし、「自分から方向を変える=興味ある歴史上の人物にフォーカスする」ことによって、世界史の山を登っていく新しい道が開けたのです。
このようにきっかけは何でも良いのです。大事なのはそこで足踏みしたままにならず、縦横無尽に興味を広げ知識を吸収することです。
そしてそれを実践の場で展開し正しくPDCAサイクルを回していけば、その道の専門家にもなれる可能性も出てくるのです。
もし何かに興味が湧いたら、その場すぐ勉強をスタートしましょう。道筋が他人と違うだけで成功という頂上には確実に到達できます。やってみてください。
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