森羅万象から学ぶ人生羅「悔しさを常に胸に秘める」
2024.05.24
森羅万象から学ぶ人生羅「悔しさを常に胸に秘める」
スポーツがもたらす効用の1つに「悔しさをバネにして飛躍させる」があります。何事においても負けることは悔しいものです。悔しいと思う気持ちは、自分を磨く向上心のエネルギーになるのです。
もし外国人も出席するパーティで、自分だけ英語がしゃべれないために誰ともコミュニケーションが取れずに終わることは非常に悔しいと思います。そう思ったら、その日のうちに、遅くとも翌日には英会話教室の申し込みを行うくらいの行動力を発揮すべきでしょう。
ここで勘違いしてほしくないのは、悔しいという気持ちを「憎しみに近い感情」と錯覚することです。例えばライバル会社にお客様をとられてしまったら悔しいに決まっています。しかし冒頭の「悔しさをバネにして飛躍させる」は、あくまで正当な手段をもって、「今度は抜き返してやる」という闘志を燃やし結果につなげることです。
間違っても、邪(よこしま)な気持ちになり、不正な手段をもって相手の弱みを握り、半ば脅かすようにして意趣返しをすることは、ビジネスの正道から外れた文字通り邪道です。そのような手段を用いて成果を上げても、本人はなんら成長することはないでしょう。
中には、「悔しいなんて気持ちはどうでもいい」と達観したお坊さんのようなことを言う人がいます。それではビジネスマンとしても、一人の人間としても一切成長はしないでしょう。悔しさを常に胸に秘め前進してこそ、ビジネスマンとして、一人前の人間としての将来があることを忘れないでください。
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