森羅万象から学ぶ人生羅「努力を止めさせる悪魔の誘惑」
2024.05.24
森羅万象から学ぶ人生羅「努力を止めさせる悪魔の誘惑」
「己(おのれ)の最大の敵は己」と言われるように、人間は意志の弱さによって自分に負けがちです。その弱さは、忙しい時や、努力そのものに飽きた時、イマイチ気持ちが乗らない時などに見られ、言い訳のオンパレードとなります。
これはいわゆる「止め癖(やめぐせ)」に発展しますので、自分はどんな時に自分に負けて、努力を止めてしまうのかを知っておくべきです。
例えば、自分を飽きっぽいと思うのであれば、努力する事柄の順序や関わる時間、テンポ、メニューを少しずつ変えていき、決してルーティンワークにしないことです。
そういう変化があることで飽きることなく、同時に事あるごとに原点に立ち返り、「自分がなぜこのことを努力しているのか」を思い出すのです。
この努力はなんのためなのか、会社のため何か、それとも個人的なお金のためなのか、出世のためなのか、家族の経済的な安定を図るためなのか等々、反社会的でなければどんな答えでもいいでしょう。
それを思い返すことで、努力を継続するエネルギーが途切れそうになった時、「まだまだ。負けないぞ」と自分を鼓舞することができるのです。
言い訳は努力を止めさせる悪魔の誘惑に他なりません。この誘惑に負けると、前述の「止め癖」がついてしまい取り返しのつかないことになります。そんな悪魔の誘惑は、自分を信じることで一切聞こえてこなくなると肝に銘じておきましょう。
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