森羅万象から学ぶ人生羅針「繁忙時を知る」
2024.06.13
森羅万象から学ぶ人生羅針「繁忙時を知る」
企業トップは、計画を練る時、もしくは重大な決断をするときは、必ず1人で行います。私の場合は、朝4時に起床し「お勤め」を果たし、それから1日の計画を練り上げるのです。
一般に多くの企業トップは、午前中不在の場合、喫茶店などで、1人で沈思黙考しています。もちろん連絡用のスマホは持参しておりますが、ガラケーと併用している方も多く、相手によって知らせる番号も違うようです。
そうした時間を心得ていないと、重要な時間に直電などをすればイラッとされてしまいます。せめてLINEをする程度にしておかなければ、集中を破られたという怒りだけでなく、大事な時間を「盗まれた」みたいに思われるでしょう。
事前に「社長は午後の何時ごろならお手すきのことが多いですか」と確認するだけでなく、優れた企業トップは常人の2倍のスピードですべての物事を片付けている方ばかりなので、邪魔をしないようにすることを心得てください。
そういう方を相手にする場合、まずは「繁忙時」を知り、空いた時間に接する場合でも、結論を最初に述べ、理由は3つまでという原則を守りましょう。
そうしないと、常人の2倍のスピードですべての物事を片付けている方から見れば、「時間の使い方が下手だなあ」と思われ、本気で相手をしてくれなくなるからです。
まずは「繁忙時」を知ることです。そしてその時間を尊重し“相手ファースト”を徹底すれば、間違いなく3くばり(目配り、気配り、心配り)が出来る人として印象付けられ、ビジネスチャンスをものにできると強く認識してください。
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