森羅万象から学ぶ人生羅針盤「好きなことで上書きする」
2024.11.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「好きなことで上書きする」
今でも読み継がれている健康法指南書『養生訓』の著者として知られる江戸時代の儒学者・貝原益軒は、「禍は口から出て、病は口から入る」と述べています。
口は禍の元とはよく知られた慣用句ですが、人の悪口を言っている人に、「あなたもそう思うよね」と言われ軽く頷いたら、あなたが悪口を言っている主体にされることもあるのです。
そういう場合は、にっこり笑って返事も頷きもしないで、その場を立ち去りましょう。下手に反論すれば、今度はあなたが悪口の標的にされるかもしれないからです。上手な無視の仕方を覚えてください。
そして、病は口から入るは、言わずもがな、身体に悪いものを食べている、もしくは悪くなくても、好きだからといって食べ過ぎているだけなのです。もちろん化学物質の中には経皮するものもあり、触れただけで体調を崩すものは自然界にもたくさんあります。
しかし、節制という言葉があるように、常に腹八分目に謹んで、旺盛な食欲を押さえれば大抵の病は遠ざかっていくものです。しかし、『スーダラ節』ではありませんが、わかっちゃいるけど止められないのが人間の性(さが)です。
それを止めるには、意外と簡単なものです。他に好きなものを見つけ、上書きすればいいのです。私の友人は一時体調を崩して、激ヤセしたことがありました。しかしその時、若い人が着る古着を着たところ女性に似合うと褒められ、以来、大食いと縁を断ちスリムな体型を維持しています。
やはり女性の力は大きいですね(笑)。そのせいで病が口から入ることもなくなり一石二鳥と喜んでいます。好きなことで上書きすることが、いかに効果的か覚えておいてください。
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