森羅万象から学ぶ人生羅針「神は細部に宿るを実践」
2025.01.17
森羅万象から学ぶ人生羅針「神は細部に宿るを実践」
アメリカの政治家で物理学者、気象学者としても知られるベンジャミン・フランクリンの言葉に、「小さなことの軽視が、後の大きな過失につながる」と述べています。
ビジネスマンにとって、小さいけれども絶対に軽視してはいけないものとして、遅刻と挨拶と健康があります。
俗に遅刻魔と呼ばれる人は、自分が遅刻したことを、他人はさほど気にしていないと都合よく解釈するものです。しかし仮に年に1回の遅刻でも、それが電車遅延などの理由ではなく、寝坊みたいな言い訳の利かないものであれば、周囲の全員が覚えているものです。
挨拶も同様です。むしろ立場の上下に関係なく、相手よりも先に挨拶するのが当たり前です。それにも拘わらず、相手がアルバイトのような立場の人だと、向こうが丁寧に挨拶していても無視する人がいます。そういう態度は必ず誰かに見られているものです。
健康はビジネスに限らず、生活全般における基本中の基本です。しかし不摂生をして、いざ重要な仕事の際に体調不良を起こしてドタキャンすれば、間違いなく信用失墜するでしょう。
これ以外にも、鍵の掛け忘れ、照明の消し忘れなどを軽く見ていたために、盗難や火災に見舞われるケースは枚挙に暇(いとま)がありません。さらに睡眠の軽視は居眠り運転という重大な過失の原因になります。
本当に仕事のできる人は、すべてのジャンルにおいて「神は細部に宿る」を実践し、ディティールをとことん重視して、高い完成度の仕事を成し遂げています。決して油断することなく、何事も着実に実行してください。
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