森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一生遊んで暮らせはしない」
2025.02.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一生遊んで暮らせはしない」
私の小学生時代は、銀行の普通預金の金利は年3%もついたのです。もし私がその当時に成人しており、1億円の銀行預金があれば黙っていても年間300万円の不労所得が得られたのです。
つまり、無駄遣いすることなく質素な生活を送っていれば、いわゆる「一生遊んで暮らせた」時代だったのです。しかし今ではそんなことは夢のまた夢です。年金だけで生活していくことが厳しい人がたくさんいるのが現状です。
そのような中、仕事に対して様々な不満を持つのは理解できますが、「そもそも働きたくはない」という理由だけは看過できません。もし皆が同じ考えを持ったら、誰が道路をつくり、家を建ててくれるのですか。誰がお米やニンジンを栽培してくれるのですか。
もちろん、莫大な資産を有する人がいるのも事実で、文字通り一生遊んで暮らせる人はいますが、そんな人は1握りどころか1つまみです。どんなに不満を言っても、何かしらの仕事をしなければ生活していけないのです。
そしてもう1つ看過できない考えに、働かなければいけない理由を他人のせいにすることです。「うちがもっと金持ちだったら……」「親が大会社の社長だったら……」と、妄想に近い不満を漏らし四六時中ぐずぐず不平を言っている姿は、誰が見ても気分が良いものではありません。
多くの人は働かなければ日々の生活を維持できないのです。それならば真剣にやりたい仕事を探し、必要な資格・技術を取得して、目の前の仕事に徹底的に向き合うしかないのです。一生遊んで暮らせないことだけは肝に銘じておきましょう。
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