森羅万象から学ぶ人生羅針盤「結果に関心がなくてはダメ」
2025.02.25
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「結果に関心がなくてはダメ」
世の中には、自分の仕事の結果にまったく関心を示さない人がいます。営業マンとして全社1位の成績を上げても、また逆にノルマを大幅に下回っても、まったくどこ吹く風とばかり無関心なのです。
一見泰然自若とした姿に見えますが、無関心ほど本人だけでなく他人に悪影響を及ぼすものはありません。自分の為したことに無関心だと、結果が良かろうが悪かろうが、その分野で一切成長しないのです。
またそんな姿を後輩や部下が見て、「クールでカッコいい」などと思ってしまうと必ず真似をします。そうなると会社の将来性に暗い影を差すことにもなりかねないのです。
やはりどんなことでもいいですから、必ず関心を持たせてください。もし関心を持てないようであれば、思い切って担当から外すしかありません。
失敗しようが目標未達であろうが、まず関心を持たせないとPDCAサイクルは回りません。「なぜ自分は失敗したのか……」「なぜあと一歩のところで目標達成できなかったのか……」とチェック(C)するからこそ、その後のアクション(A)が生きるのです。
もちろん営業成績トップになっても同様です。素直に喜んで、「来期もトップになるぞ。そのためには……」と思いを巡らせてほしいのです。そういう姿が部下や後輩の手本になります。
もし無関心が悪い方向に発展すると、言い訳のオンパレードとなります。そうなると事態を収拾するのにエネルギーを要します。まずは必ず自身の為した結果に関心を持たせなければダメだということを強く認識させてください。
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