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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「根回し不要論」は根付かない   
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「根回し不要論」は根付かない  

2025.05.23

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「根回し不要論」は根付かない
 合理主義が根付いている欧米では、日本独特の商習慣である根回しについて、異論を唱える経営者、経営学者がいるようなのです。しかし、少なくとも日本の国内でビジネスを展開するならば、根回しは必要不可欠です。

 欧米でも日本でも、根回しは直接的な仕事でない部分にエネルギーを注がなければならないことは共通しています。しかしそれを、「社員に無駄な労力を使わせ疲弊させる」と考えるのが欧米流ですが、日本では「余計な摩擦を起こさせないための予防的潤滑油」と捉えています。

 以前、総理大臣を務めた竹下登氏が消費税構想を打ち出した時、大平正芳氏の一般消費税や、中曾根康弘氏の売上税などとは打って変わって、目だった抵抗運動がなかったことをご案内しています

言うまでもなく、自他ともに認める「根回しの達人」である竹下氏が、各業界団体の実力者に対し水面下で交渉を続け、消費税のアウトラインが公になる段階では“決着”がついていたのです。

 私の友人はサラリーマン時代に開発を担当していましたが、些細な仕様変更をする際にも、まず営業部長と2人だけで話をして、10出してくれた意見や提案のうち、最低1つは採用していたと言います。

 友人はこうして営業部長の顔を立てることで“摩擦ゼロ”が実現してきたのです。いくら権限の強い企業トップが“鶴の一声”で物事を進めようとしても、必ず摩擦は起き、しこりは残ります。それを踏まえて、「根回し不要論」は、少なくとも日本の企業文化には根付かないと思います。

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