森羅万象から学ぶ人生羅針盤「“自称○○家”に気を付ける」
2025.07.06
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「“自称○○家”に気を付ける」
友人の後輩さんは、超大手出版社で月刊小説誌の編集者として活躍しているそうです。そして、その後輩さんによれば、日本には、“自称小説家”が約3万人はいるそうです。
なぜそんなに“自称小説家”が多いかというと、本職になるには狭き門である上に、仮になっても小説だけの収入で食べていける人が極端に少ないからです。
その後輩さんは、「比較的売れるエンタメ系の直木賞受賞者でも、小説執筆による年収がたった100万円程度の人はゴロゴロいて、みんなコンビニなどでアルバイトをしている」という衝撃的な実態を語ってくれたのです。
プロですらこの有り様なのに、それでも小説家の肩書がほしいため、ネットの小説投稿サイトに作品を2つ3つアップしただけの“自称小説家”が増えていったわけです。
小説家以外でも、ネット上には“自称○○家”はたくさんいます。みんなハンドルネームを使い正体を隠して投稿していますが“自称○○家”には2つの特徴があります。
1つ目はやはり専門性が乏しいことです。政治経済や経営についても、誰かの投稿のリライトに過ぎず、しかも誤って理解したままリライトしているので、とんちんかんな内容がほとんどです。
2つ目は、文章の例え表現が自分の好みや趣味に走っており、その傾向が低年齢化しています。わかりやすく言えば、ゲームやアニメに例えて説明しようとするので、まるで小学生が政治経済や経営を語っているようにしか思えません。
しかし文字通り低年齢や経験の浅い人たちにはウケるようですが、私たちからすれば本当に子供だましです。改めて申し上げますが、“自称○○家”には気を付けてください。
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