森羅万象から学ぶ人生羅針盤「意外に認められない人とは」
2025.07.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「意外に認められない人とは」
名門大学を卒業し仕事もできるのに、周囲の評価が意外に低い人は、私の見るかぎり4つの共通点があるように思います。
1つ目は、物事を先延ばしにする癖が抜けない人です。特に、この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』で何回も紹介しているアメリカの経営コンサルタントであるスティーブン・コヴィー氏のベストセラー『7つの習慣』で説明している「4つの領域」のうちの第二領域、「緊急ではないが重要」なことを先延ばしにする人です。
以前にもご説明しましたが、重要なことは必ずその“裾野”が広いため、もしトラブルに見舞われれば一刻も早く手を打たないと、被害が加速度的に広がり、場合によっては取り返しのつかないことになるからです。そして、緊急なことに当たる場合は、1.5倍から2倍のスピードで対応すれば解決できます。
2つ目は、成果を上げようとするあまり、道理に外れたことをやっても全く意に介しない人です。こういう人につきあうと間違いなく悪いことに巻き込まれるので、自然と敬遠されてしまうのです。
3つ目は、ハラスメントの自覚がない人です。特にモラハラやパワハラの自覚がない人が多いのが現実です。周囲の人はストレスが溜まって間違いなく自律神経失調症になるので、当然ながら人は離れていきます。
4つ目は、無意味に自尊心ばかり強い人です。それが鼻につくようになると、当然ながら人望はなくなります。しかもチャンスを与えてくれる人まで遠ざかり、いわゆる“善の循環”から外れてしまうのです。
このような欠点を直さない限り、決して人から認めてもらえません。そのことを肝に銘じ今すぐに習慣や価値観を改めてください。
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