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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「1つぐらいは称賛されることを」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「1つぐらいは称賛されることを」

2025.08.15

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「1つぐらいは称賛されることを」
 幕末の志士・坂本龍馬の言葉に、「世に生を得るは事を為すにあり」があります。人間が世の中に生まれてきた意味は、何かを為すためであるというのです。

 これに反し以前、「泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生」ということわざの元々の意味は、どんな生き方をしても死んでしまえば同じであるということをご案内しています。つまり大成を成し遂げてもぼんやり過ごしても、死んでしまえば自我が喪失するので、結局は同じだからです。

しかし同時に、作家・志賀直哉氏の言葉である、「下らなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。(ならば)苦しんで生き生きと暮らすべきだ」もご案内しています。むしろ苦しんで生き生きと暮らすからこそ、充実感が得られると言っているのです。

 同じ一生ならば、たとえ苦しくとも1つぐらいは他人様から称賛されることを成し遂げて死んでいったほうが人の記憶に残り、肉体は滅んでも魂は受け継がれ生きているのと同じ意味になります。

 以前、映画監督・黒澤明氏の名作『生きる』のなかで、主演の志村喬さんが演じる主人公の市役所の公務員・渡辺氏はガンに冒され、残りわずかな人生をかけて、市民の要求に応え公園を作りあげるのです。

 しかし、この功績は助役に横取りされてしまうのですが、渡辺氏を知る少数の人たちの記憶には、渡辺氏の真の偉業が残ることになります。

 世の中をひっくり返すような偉業でなくとも、小規模ながら1つぐらいは他人様から称賛されることを成し遂げて死んでいけば、人生に意味を持たせることができるのではないかと私はそう思います。

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