森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分の舞台を整える」
2025.08.20
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分の舞台を整える」
「舞台が整う」という慣用句があります。何かを始めるための準備がすべて整って、いつでもスタートしてよいという意味なのですが、ビジネスの世界において、自分の舞台を整えるのは自分自身なのです。
まず、自分の価値観に合致した会社・組織に属するようにしましょう。そうしなければ出勤初日から大きな壁が目の前に立ちふさがっていることを感じるはずです。
そして価値観が合う居場所を確保したら、そこで自分は何ができるかを再度確認してください。つまり自分の強みを見直し、この職場で生かせることを認識するのです。
続いて、試しにその強みを実験的に発揮してみましょう。やはり頭で考えただけでは、実際に役立つ強みなのかは分からないからです。そのうえで、「これならいける!」と確信したのであれば、自分の舞台が整う一歩手前です。
しかし気を抜いてはいけません。舞台が整ったからと言って、やることなすこと順調にいくとは限らないからです。そこで失敗に遭遇したら真っ先に改善し、決して同じ間違いを犯さないように注意しましょう。
こうすることで、文字通り舞台の主演俳優のように、思う存分活躍できるのです。しかし舞台である以上、自分が主役と思うのは大いに結構ですが、必ず脇役や裏方さんがいることを忘れてはいけません。
そうした人全体に目配り、気配り、心配(こころくば)りができてこそ主役の資格があり、はじめて真の自分の舞台が整ったと肝に銘じておきましょう。
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