森羅万象から学ぶ人生羅針盤「選挙の本質は“空気”」
2025.08.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「選挙の本質は“空気”」
7月の参議院選挙から1カ月が経過しましたが、惨敗した石破総理がそのまま続投しているなどの珍現象を目の当たりにします。
しかし私には確固たる支持政党があるので、この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』においては政治的発言は控えております。そのため今回は、友人の言葉を借りて中立的に7月の参議院選挙を分析したいと思います。
友人は、その前哨戦たる6月の都議会議員選挙でも参政党が票を伸ばした理由に、「外国人旅行者の人数を制限せよ」という身近な公約が大きく響いたからと言うのです。なぜなら「多くの都民は不良外国人観光客のマナー違反に、直接的、間接的に迷惑を被っているためこの不満が響いた」からだとしています。
それを踏まえ7月の参院選では、参政党の候補者の選挙ポスターだけ「日本人ファースト」を謳っていました。その結果14議席獲得の大躍進に至りました。
同時に選挙期間中、クルド人が不法に公道を占拠している現場を視察した埼玉県川口市の市議会議員と埼玉県議会議員が、そのクルド人たちに襲われ訴訟問題に発展しました。
さらに、アグレッシブな言動で知られる埼玉県戸田市議会議員が、クルド人による被害を訴える多くの行動が拡散し、全国的な賛同を得ていたのです。
また、20年以上も日本に不法滞在しているクルド人が埼玉県に100万円を寄付したことに対し大野知事が感謝状を贈呈していたことが発覚し、多くの人に反発を買いました。
友人は「選挙はこうした “空気”をうまく利用した人気投票」とバッサリです。その証拠に、前回の2022年の参院選でも、暴露系ユーチューバーのガーシーこと東谷義和氏が当選しています。私もこれにはさすがにびっくりしました。
昨年10月の衆院選では、外国人問題の「がの字」も争点になっていませでした。友人の言葉通り、選挙の本質はそのときどきの“空気”であることを思い知らされた次第です。
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