森羅万象から学ぶ人生羅針盤「裁判費用を貯蓄する」
2025.09.08
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「裁判費用を貯蓄する」
安田財閥創業者・安田善次郎氏の言葉に、「収入の八分で生計を立てて、二分は必ず非常事変の準備として貯蓄しておく」があります。これはもう言われなくとも誰もが実行していることだと思っていますが、貯蓄に無頓着な人が意外に多いようです。
稼いだお金を全部使う人の特徴は、自分を大きく見せたがることです。人に奢(おご)ったり、ブランドものの衣類や物、高級車など、分不相応な買い物をしたりすることで他人からうらやましく思ってもらいたいからです。
しかし多くの人は、自分に適した生活水準を考え適切に貯蓄をしていますが、その目的の優先順位は若干違うようです。
若い夫婦の第一の目的は言うまでもなく住宅購入ですが、早いうちから老後の生活を考え、投資型マンションなどの購入のために貯蓄をしている人も少なくありません。
また、ある評論家が非常に興味深い貯蓄の目的をその著書で述べていました。「どんなに貧乏しても、弁護士費用だけは確保しておけ」というのです。
これは盲点かもしれません。なぜなら一生のうちで裁判を起こすことが全くない人のほうが多いため、気がつかないまま過ごしてしまうからです。
確かに交通事故をはじめ、様々な詐欺被害、損害賠償など、降りかかる火の粉は意外に多いものです。それに対して素人考えで対応すれば、癖にある相手だと逆にカモにされてしまいます。
以前は、弁護士の先生は着手金は明らかにしても、成功報酬に関して曖昧な答えをする人は多かったのです。しかし令和の時代は、そうした部分もきちんと明確にしてくれます。冒頭の非常事変の準備にはぜひ裁判も入れてください。
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