森羅万象から学ぶ人生羅針盤の「グローバリストVS反グローバリスト」
2025.10.14
森羅万象から学ぶ人生羅針盤の「グローバリストVS反グローバリスト」
今回も政治的な発言になるので、詳しい友人の言葉を借りてご案内させていただきます。友人曰く、「こんな国会議員の枠組みは見たことない」というのです。つまり「グローバリストVS反グローバリスト」と、与野党それぞれに、所属する政党のスタンスに関係なく混在しているからです。
友人は「これまで、いわゆる“政治ショー”で驚かされたことが2回あった」と言っています。その2回とは以下のものです。
1つ目は、1980年(昭和55年)の鈴木善幸政権の発足です。大平正芳総理が選挙期間中に急死するという前代未聞の事態を受けて、大平派のナンバー2であった鈴木氏が自民党総裁に選ばれ総理大臣になったのです。
友人は、「次は派閥の領袖である中曾根康弘氏が総裁・総理大臣に就任する」と思っていたのです。しかし友人は「中曾根では党内がまとまらない」という、民意とは関係なく、政治家同士の事情だけで一国の首相がつくられることに開いた口が塞がらなかったそうです。
2つ目は、1994年(平成6年)に発足した村山富市政権です。自民党と社会党が連立して(さらに新党さきがけも加えて)政権を樹立させた時、「まるでアメリカとロシアで国を作るようなものじゃないか。政治家って生き残るためなら何でもやるんだ」と呆然としたといいます。
そして現在のグローバリストVS反グローバリストの状況は、過去の2つの事例を上回る異常事態と言っています。
過去の2つはすべて内政問題ですが、グローバリストVS反グローバリスト問題は外国が絡んでいるため、「下手をすると日本が乗っ取られる可能性がある。今までの“政治ショー”とは次元が違う」と友人は警鐘を鳴らしています。
そして、「本気で日本の未来を考える政治家や官僚がどれだけいるのか疑問だ」と締めくくりました。私も子供や孫の将来を考え、少なからず危機感を覚えている次第です。
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