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【分断の時代に、幸せを軸に——政治とは「ともに生きる力】
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【分断の時代に、幸せを軸に——政治とは「ともに生きる力】

2025.10.23

【分断の時代に、幸せを軸に——政治とは「ともに生きる】

28年続いた自公連立が解消され、新たに自民・維新の連立が始まった。 この政治の大きな転換点に、私は静かに問い直したい。 政治とは何か。誰のために、何のために選ぶのか。

かつて政治は、暮らしを守り、未来をつくるための知恵と覚悟だった。 しかし今、価値観・地域・世代・情報環境によって社会は分断され、声はすれ違い、沈黙の壁が広がっている。

分断とは、対立ではない。 それは、互いの声が届かなくなった「静かな断絶」だ。 だからこそ、政治はその沈黙に耳を澄まし、誰かの「なぜ届かないのか」という問いに寄り添う力でなければならない。

私は、日々の現場で感じる。 怒りの奥にある不安。 無関心の裏にあるあきらめ。 その一つひとつに耳を傾けることからしか、再構築は始まらない。

自他共の幸福を軸に
この世は人間社会であり、その目的は「自他共の幸福」にある。 政治の目的とは、国民一人ひとりが安心して暮らし、未来に希望を持てる社会を築くこと。 それは経済指標では測れない。 安心して眠れる夜。 誰かと笑い合える日常。 家族と語り合える時間。 地域とつながる実感。

松下幸之助氏は言った。 「政治の目的は、すべての人がいきいきと仕事に励み、生活を楽しむこと」だと。 人間性と自然の理に根ざした政治こそが、真の民主主義である。

折り合いとは、痛みを受け入れる覚悟
防衛か、福祉か。経済か、環境か。 選択を迫られるたびに、私たちは「どちらか」を選ばされてきた。 だが本当に必要なのは、「何のために選ぶのか」という軸を共有することではないか。

折り合いとは妥協ではない。 それは、痛みを受け入れる覚悟と、未来への責任を引き受ける選択だ。 その分岐点に立つとき、私たちは初めて「ともに生きる」ことの意味を問われる。

静けさの中にある力
分断を越える力は、声の大きさではなく、静けさの中にある誠実さだと私は思う。 それは、日々の祈りや感謝、家族との対話、地域とのつながりの中に宿る。 政治とは、遠いものではない。 それは、私たち一人ひとりの「幸せを願う力」が形になったものだ。

だからこそ、私はこれからも問い続けたい。 誰のために、何のために、私はこの道を歩むのか。

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