森羅万象から学ぶ人生羅針盤「補助金見直し」という妙手
2025.11.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「補助金見直し」という妙手
片山さつき財務大臣は、租税特別措置・補助金見直し担当大臣も兼務しております。これは実にすごいことなのです。なぜなら今までの政治家が誰も手を付けられなかった特別会計に対して、正面からではなく「補助金見直し」と真横から攻めた妙手だからです。
こうした問題に詳しい友人によれば、「財務省出身の政治家はたくさんいても、現役の官僚が一目置く人は実はそれほどいないのが現状」だそうです。なぜなら官僚の心理を考えれば、政治家へ転身した官僚などは、「次官レースに負けた人の敗者復活戦」に勝ち残った程度にしか見ておらず、心の底ではリスペクトしているかどうかは疑問だからだと言っていました。
そんな転身組でも、片山財務大臣は別格だそうです。そのまま財務省(入省当時は大蔵省)にいても、「THE・大蔵省」といわれるエリート集団の主計官(防衛庁〈当時〉を担当)に女性初で就任し、いずれ事務次官にも余裕で成れた可能性のある逸材だからだそうです。まさに「実力を兼ね備えた本物の剛腕政治家」と評していました。
おそるべき剛腕大臣が「補助金見直し」を行えば、今までジュースのようにチューチュー補助金を吸うだけで大した仕事もしない財団だけではなく、海外へ補助金を流出しているNPO法人などにも補助金が下りなくなり、場合によっては組織の消滅もあり得ます。
そうなれば官僚の天下り先もなくなるので、必死に抵抗してくるでしょうが、財務省の裏の裏まで知り尽くした剛腕政治家なので、本気で「補助金見直し」に取り組んでいただければ、財政が豊かになるので減税は十分に可能でしょう。
片山大臣には、我々の血税がムダ金として1円も使われなくなるように粉骨砕身努力してほしいと思います!
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