「第二領域」に生きるという選択 〜時間管理マトリックスから学ぶ〜
2025.11.10
「第二領域」に生きるという選択 〜時間管理マトリックスから学ぶ〜
日々の忙しさに追われる中で、私たちは本当に大切なことを見失いがちです。そんな時、スティーブン・R・コヴィー氏の「時間管理マトリックス」は、私たちの行動を見直すための優れた道しるべとなります。
このマトリックスは、活動を「緊急かどうか」「重要かどうか」の2軸で分類し、4つの領域に分けます:
領域 緊急度 重要度 内容例
第1領域 緊急 重要 クレーム対応、納期直前の仕事、病気の治療など
第2領域 緊急でない 重要 健康管理、人材育成、家族との時間、自己研鑽、新規企画など
第3領域 緊急 重要でない 無意味な会議、SNSの返信、電話対応など
第4領域 緊急でない 重要でない ダラダラした時間、過度な娯楽、無駄話など
この中で、「第二領域」=緊急ではないが重要なことにこそ、人生の質を高める鍵があります。 成果がすぐに見えないからこそ、誠実に、確実に、意識的に取り組む必要があるのです。
私はこの第二領域を「未来への投資」と捉えています。 家族との時間、社員の育成、理念の言語化、健康の維持。 どれも「今すぐ」ではないけれど、「これから」に確実につながる営みです。
忙しさの波に飲まれず、静かに、しかし確かに、第二領域に生きる。 それが、私の選んだ道です。
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