森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分のポテンシャルを放棄しない」
2025.11.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「自分のポテンシャルを放棄しない」
多くの人が知っている、中国の歴史書『史記』に掲載委されている蘇秦の、「鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ」という言葉は、読んで字のごとく、鶏のくちばしになっても牛のしっぽにはなるなという意味です。
つまり、大きな組織に入り末端として使われるよりも、小さな組織の頂点になれと言っているのです。(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。
しかしこの言葉ほど賛否が分かれるものはありません。ベンチャー企業のトップのように「何よりも独立精神が大事。そのくらいの気概がなければ大成しない」と考える人もいれば、「やはり『寄らば大樹の陰』だ。絶対に倒産しない大会社に入り、大して出世しなくても安心して生活できる」と考える人もいます。
私はどちらが正しいのか分かりません。そもそもこの2つを比較して正しい、正しくないと考えること自体ナンセンスです。前回お話した通り価値観の違いだからです。
どちらでも良いのです。大事なことは自らの使命責務を果たすことに邁進し、誰も達成できない成果を上げれば皆が評価してくれるということです。
その一方で一番してはならないことは、自分のポテンシャルを知っていながら「まあこの程度でお茶を濁しておくか」という中途半端な姿勢でいることです。自分の可能性を自ら放棄しているのと同じだからです。
私はそんな人たちに申し上げたい!皆様のポテンシャルを信じ、「玉磨かざれば光なし」のごとく努力してくださいと。それによって人生観が大きく変わることを忘れないでください。
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