【宇宙船地球号の仲間として】森羅万象から学ぶ人生羅針盤
2025.11.21
【宇宙船地球号の仲間として】森羅万象から学ぶ人生羅針盤
人間ばかりではない。 草木も、動物も、 地上にあるすべての存在は、 宇宙船地球号という一つの船に 乗り合わせた兄弟姉妹。
この言葉がふと心に浮かんだとき、 幼い頃に耳にしたあのCMの声がよみがえった。
「地球は一家、人類はみな兄弟」―― あの時は意味もわからず聞いていたけれど、 今なら少しだけ、その重みがわかる気がする。
私たちは、ただ共に生きているのではなく、 同じ旅路を歩む仲間なのだ。
風に揺れる木々の声に耳を澄ませ、 小さな命の鼓動に心を寄せるとき、 この星の一員としての自覚が芽生える。
争うのではなく、支え合う。 奪うのではなく、分かち合う。 そんな生き方が、 この船を未来へと運ぶ力になる。
そして、私の毎週金曜日の朝は、 その羅針盤を確かめる大切な時間。 朝6時から始まる倫理法人会のモーニングセミナー。
その前に、5時20分には会場に入り、役員朝礼で心をひとつにする。 まだ夜の名残が残る空気の中、静かに始まる一日は、 私にとって“最高善のスタート”だ。
すべての言葉を覚えているわけではない。 けれど、一つでいい。 心に響いた言葉を、自分の中に取り入れ、実践する。
知って、行う「知行合一」の実践こそが、 人生を少しずつ、しかし確かに変えていく。
この朝の時間があるからこそ、 私は一週間を新鮮な気持ちで迎えられる。 森羅万象の中にある学びを、 今日もまた、静かに受け取っていく。
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