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「初心忘るべからず」から「首尾貫徹」へ──志を生きるということ
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「初心忘るべからず」から「首尾貫徹」へ──志を生きるということ

2026.01.20

「初心忘るべからず」から「首尾貫徹」へ──志を生きるということ
人生には、何度も“はじまり”が訪れる。
新たな挑戦、出会い、別れ、決断──そのたびに、心の奥に小さな火が灯る。
それが「初心」だ。

「初心忘るべからず」
世阿弥が遺したこの言葉は、ただの“スタート地点”を忘れるなという教えではない。
それは、今この瞬間にも、初心は生まれ続けているという気づき。
年齢を重ね、経験を積んでもなお、
私たちは何度でも、心を澄ませて“はじまり”に立ち返ることができる。

だが、志は思うだけでは届かない。
思いを形にするには、貫く力がいる。

「初志貫徹」──志を立てたその日から、どんな風にも折れずに進む強さ。
「初志一貫」──時の流れに流されず、志を抱き続ける静かな胆力。
「首尾一貫」──始まりと終わりをつなぐ、ぶれない信念の軸。
「首尾貫徹」──思い描いた道を、最後まで歩ききる覚悟と行動。

これらの言葉は、まるで一本の道。
心に火を灯し、志を掲げ、筋を通し、歩みを止めず、やがて辿り着く。
その道のりこそが、人の生き様であり、魂の証だ。

迷い、揺らぎ、立ち止まる日もある。
けれど、心の奥に灯した火が消えない限り、
私たちはまた歩き出せる。

「なぜ始めたのか」──その問いに、今日も誠実でありたい。
「どう終えるのか」──その覚悟を、静かに胸に抱きたい。

そして、歩むすべての人へ。
あなたの中の“初心”が、どうか今日も、あたたかく燃え続けていますように。

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