森羅万象から学ぶ人生羅針盤(特別編)
2026.01.25
森羅万象から学ぶ人生羅針盤(特別編)
【今年の一文字「盤」──360度皆happy、自他共幸福実現への道】
人は、どこに軸を置いて生きるかで、人生の姿が決まる。
順風のときも、逆風のときも、ぶれずに立ち続けられる「盤石な軸」を持っているかどうか。
それは、人生においても、経営においても、そして組織においても、常に問われ続けるテーマだ。
森羅万象に学ぶ――。
自然の理(ことわり)を見ても、栄枯盛衰の歴史を振り返っても、
長く続くものには必ず「揺るがぬ土台」がある。
人の人生もまた、同じなのだと思う。
幸福は、誰かが与えてくれるものではない。
それは、自らの手で築き上げ、つかみ取っていくものだ。
待つのではなく、自分自身の人生の中に「打ち立てていく」ものである。
だから私は、今年の一文字を「盤」と定めた。
ぶれない。揺るがない。
人生と仕事の土台を、もう一段、盤石なものにするために。
個人として。
家庭人として。
経営者として。
そして地域社会の一員として。
それぞれの立場において、100%の覚悟で責任を果たす。
その決意を、この一文字に込めた。
私の心の中には、いつも一つの「円」がある。
その中心に自分が立ち、
家族・社員仲間・協力業者・仕入先・お客様という五つの要素が、円環を描いている。
この五つが調和し、360度すべてがhappyになること。
それが、私の目指す「自他共幸福実現」の姿である。
これは、理想論ではない。
日々の仕事と生活の中で、実践を積み重ねていく、極めて現実的な生き方だ。
社員には励ましを。
家族には感謝を。
取引先には誠実を。
そして、お客様には心からの喜びを。
そのすべては、他ならぬ「自分の在り方」にかかっている。
これまでこの連載の中で、
「克己」「志」「感謝」「実践」「積み重ね」の大切さを書いてきた。
そしてそれらはすべて、
この「盤」――人生の土台をつくるための教えに、一本の線としてつながっている。
「躍進5原則」もまた、この円環と人生の土台を支える大切な柱である。
理念は、掲げるだけでは意味がない。
行動してこそ、人生を、会社を、そして人の心を動かす力になる。
今こそ、私たち一人ひとりが「盤」となり、
揺るがぬ軸を胸に据え、
自らの人生と仕事を、自らの手で築き上げていく時代なのだと思う。
そして私は、こうした志を持って、社会をより良い方向へ導こうと懸命に努力している人たち――
とりわけ、真摯な志を胸に、それぞれの立場で奮闘している人たちを、心から応援したい。
志ある人が、正しく評価され、支えられ、力を発揮できる社会であってほしい。
自分の足元を固めながら、同時に、そうした志を持つ人を支える。
それもまた、成熟した社会をつくる一人ひとりの責任なのだと思う。
一人ひとりが「盤」となり、
その盤がつながって、大きく安定した土台となっていく。
その上にこそ、
「360度皆happy」の社会は、静かに、しかし確かに築かれていく。
これが、森羅万象に学びながら、私がたどり着いた人生の羅針盤である。
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