森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人を見る目を養い、身を守る」
2026.04.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤
「人を見る目を養い、身を守る」
「生き馬の目を抜く」ということわざを耳にしたことがあると思います。一般的には、他人を出し抜いて利益を得るような、油断ならない狡猾さを指す言葉として使われています。
「○○は生き馬の目を抜くようなところだ」と言うとき、その○○には「東京」や「芸能界」など、競争の激しい世界が当てはまります。
しかし現実を見れば、程度の差こそあれ、あらゆるビジネスの現場において、こうした側面は存在しています。
その中で自らを守り、正しく生き抜くためには、「人を見る目」を養い、「身を守る術(すべ)」を身につけることが不可欠です。
私は何度も繰り返してきました。
人の無限の可能性は信じる。だが、人の能力と行動については、疑う余地のないところのみを信じる。
これは人を疑うための言葉ではありません。むしろ、人を正しく信じるための原則です。
まず心得ておくべきは、言葉と表情が一致していない人には注意が必要だということです。顔の筋肉は無意識の領域で動くため、その人の本音が自然と表れます。
とりわけ「目」に現れる表情はごまかせません。口元や頬は意識して動かすことができても、瞼や眼球周辺の動きは自律神経の支配下にあり、本当の意味での“目の笑顔”は作り出せないのです。
さらに言えば、顔の左半分には感情や本音が現れやすく、右半分には理性が表れやすいとも言われています。これは右脳と左脳の働きの違いによるものであり、科学的にも一定の裏付けがあります。
人の体は右脳が左半身を、左脳が右半身を交差して支配しています。
同じ笑顔であっても、顔の右側だけが整っていて左側に違和感がある場合、その奥には本音が隠れている可能性があります。
また、初対面でありながら、まるで旧知の友人のように距離を詰めてくる人にも注意が必要です。これは詐欺や不誠実な関係においてよく見られる典型的な手法の一つです。
このように、「人を見る目」を養い、「身を守る術」を持たなければ、その影響は自分一人にとどまりません。
家族や社員、関わる人々にまで大きな影響を及ぼすことになります。
だからこそ、可能性は信じ切る。
しかし現実の能力と行動は、冷静に見極める。
この両輪を持ってこそ、人は真に強く、しなやかに生きていけるのです。
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