森羅万象から学ぶ人生羅針盤「論破された後に残るもの」
2026.05.16
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「論破された後に残るもの」
ある大型ネット掲示板の創設者は「論破王」と仇名され、そのディベート技術は高度なものです。特に正論を巧みに操りながら、相手に質問して矛盾点を突いていく手法はさすがとしか言いようがありません。
しかし、そんな「論破王」が万民に好かれているかと言えばそうではなく、一部の熱狂的な支持者を除けば、どちらかと言うと嫌われているのが現実です。
理由は簡単。論破された後に残るのは負の感情だけだからです。言い負かされた屈辱はいずれ恨みに変わります。そして言うまでもないことですが、ビジネスマンは絶対に真似をしてはいけません。
お客様を論破しないのは当たり前ですが、往々にして部下や同僚を論破する人はたくさんいます。時には上司まで逃げ場がない雪隠(せっちん)詰めにして、胸を張っている人を見かけます。
これでは恨まれても仕方ないでしょう。やはり追い詰めず寸止めで議論はやめるべきです。
中曽根内閣で内閣官房長官を務め、「カミソリ」「史上最強の官房長官」と仇名された後藤田正晴氏は、いつも部下と議論する際に、相手に「逃げ道」を開けておいたといいます。そのため部下は顔をつぶされずに済み、恨みも残っていなかったのです。
それは、その後に上司と部下という関係が続くことを考慮しており、最終的には自分の意見に対する理解者を増やすことも考えに入れているのです。
繰り返しになりますが、論破された後に残るのは負の感情で、言い負かされた屈辱はいずれ恨みに変わることを絶対に忘れないでください。
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