現在の社会情勢!!住宅情勢!!
2018.05.10
現在、このまま少子高齢化が進めば、
2060年には総人口が9,000万人程度となり、高齢化率は40%近くなると予想されます。
急増する社会保障費を、現役世代(生産年齢人口)が支えていくには限界があり、大きな課題といえます。
さらに、公的年金制度が近い将来破綻するとされ、銀行の利息も低金利のまま。
企業においても、年功序列・終身雇用制はもはや前世紀の遺物となり、退職金制度までも廃止されようとしています。
まさに「年収300万円時代」を迎え、格差が拡がるばかりです。
何もしないで老後に安心を得られません。
自分のため、家族のためにも豊かで実りある人生を実現するための打つ手が必要です。
それは、家族、地域、企業・市場、政府の役割を各々が主体性を持って改善・改革させることです。
人間が生きるために必要な衣食住の「住」をふりかえれば、住宅購入後の家計が消費を減少させています。
このような点を多角的に考えますと、新築住宅建設を抑制し、
中古住宅の質を高め市場を活性化することが、成熟した社会の基本政策であると思います。
2013年あたりが、市場の大きな転換点でした。
不動産仲介やリフォーム・インスペクションを組み合わせたワンストップの仕組みは、一時期多く創られました。
しかし、実力のある一部の業者だけが残ったようです。
瑕疵保険は一定程度活用されるようになるも
「保険がついているから建物が長持ちするわけではない」といった認識を、
ユーザーが持つようになったため広がりは限定的のように感じます。
多くのユーザーは、住宅の定期点検はもちろん、簡易な修繕・リフォームを自ら行なうなど、
建物への責任は、家主が果たすという自覚も高まりました。
それを踏まえたうえで、住宅のメンテナンスに関しては、
プロのアドバイス及び、メンテナンス方法・手順等を家主さまへご案内することが、
地域ビルダー及び建築業界の使命責務ではなかろうかと考えます。
躍進は、家主さまの家屋の長寿命化、資産価値アップのため、
木材の延命措置、雨風を凌ぐ外壁・屋根・バルコニーの塗装、防水、シーリングをセットでご提案しております。
ぜひ住宅ストック時代の「地域のホームドクター」たる躍進にお手伝いさせてください。
株式会社 躍進 代表取締役社長笠井輝夫
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