「時は命なり――人生二度なし、だから一日一生」
2026.08.27
森羅万象から学ぶ人生羅針「時は命なり――人生二度なし、だから一日一生」
教育者・森信三先生は、
「人生二度なし」
――これ人生における最大最深の真理なり
と遺されています。
この言葉を噛みしめるたび、私は自分の人生を振り返らずにはいられません。
私はこれまで、二度の大病を経験しました。
そのたびに命と真正面から向き合い、奇跡的にも、もう一度生きる時間をいただきました。
だから今、痛烈に思うのです。
時は命なり。
時間とは、時計の針が刻む数字ではありません。
一分一秒とは、
自分に与えられた命そのものなのです。
過ぎ去った一秒は、どれほど願っても戻ってこない。
昨日には帰れない。
そして、明日が必ず来るという保証もない。
だからこそ、
人生二度なし。
だから、一日一生。
私は、この言葉を胸に刻んで生きていきたい。
「一日一生」とは、一日で燃え尽きることではありません。
今日という一日に、一生分の感謝と誠を込めて生きること。
会いたい人には会う。
伝えたい感謝は、今日伝える。
善いと思ったことは、すぐ行う。
課題に気づけば、すぐ改善する。
志を抱いたなら、まず一歩を踏み出す。
そして、目の前の一人を大切にする。
特別な一日が来るのを待つのではない。
二度と来ない今日を、自分の生き方で特別な一日にしていく。
それこそが、凡人にできる最高の生き方ではないでしょうか。
人生には、順境もあれば逆境もあります。
しかし、どんな一日であっても、今日という日は人生でただ一度きり。
嬉しい日も、苦しい日も、成功した日も、失敗した日も、すべてが自分という人間の年輪になっていく。
だから私は、過去を悔やむためではなく未来へ生かすために振り返り、まだ来ぬ明日を心配し過ぎるのではなく、今日できる一歩に全力を尽くしたい。
生きていることは、決して当たり前ではない。
朝、目を覚ます。
家族と言葉を交わす。
仲間と志事ができる。
誰かの役に立てる。
笑える。
感謝を伝えられる。
そんな何気ない日常こそ、かけがえのない命の時間なのです。
二度、命と向き合ったからこそ、私はこれからの人生を、ただ長く生きたいとは思いません。
今日を喜び、今日を愉しみ、今日を生き切る。
一源愛誠を心の根に据え、
一人を大切にし、
一事を丁寧に積み重ね、
昨日より今日、今日より明日へ、一ミリでも前へ進む。
その一日一日の積み重ねが年輪となり、やがて自分だけではなく、周囲の人の幸福へと広がっていく。
それが、私の願う自他共幸福の人生です。
人生は一度きり。
しかし、その一度きりの人生は、
「今日」という一日一日の連続でできている。
ならば、今日を粗末にしない。
今いる人を大切にする。
今できる善を先送りしない。
そして、一日の終わりに、
「今日も、よく生きた。ありがとう」
そう言える一日を重ねていきたい。
私は今日も、生かされている。
ならば、この命を何に使うのか。
誰の幸福のために使うのか。
その問いを胸に、今日という人生を、わくわく愉しく、誠実に歩んでいきます。
時は命なり。
人生二度なし。
だから、一日一生。
今日という日は、
二度と来ない。
だからこそ、今日を最高に生きる。
それが、命をいただいた者としての、
私のこれからの生き方です。
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