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森羅万象から学ぶ人生羅針「イメージだけで拡大解釈しない」
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森羅万象から学ぶ人生羅針「イメージだけで拡大解釈しない」

2023.10.07

森羅万象から学ぶ人生羅針「イメージだけで拡大解釈しない」
 以前から、拡大解釈されやすいという点で、特許と内容証明郵便は似ていると思っていました。

 特許とは、法令の定める手続により、国が発明者またはその承継人に対し、特許権を付与する行政行為とされています。発明者に対し一定期間その発明を独占的に使用しうる権利(特許権)を国が付与し、発明に排他的支配権を設定するものなのです(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。

 しかし、「特許=素晴らしく利益を確実に生み出すもの」という概念はどこにも存在していません。例え、漫画に出てくるような意味のない「自動○○装置」のようなものでも、他に見られない発明であれば特許権は付与されますが、利益を得られるものとは限らないのです。

 そのため私は、「うちは□□という特許を持っているんですよ」という人の話を聞いても、決して拡大解釈することなく、その特許がビジネスとして有用であるか、また、時を待たずにもっと有用な発明がなされ、あっという間に新たな発明にビジネスチャンスを奪取される可能性が高いかを見極めるようにして評価しています。

 そして冒頭に示したように、内容証明郵便も特許同様、拡大解釈されやすいのです。内容証明郵便は文字通り、いつ、どんな内容を、誰から誰に送ったかという事実だけを公的に証明してくれるだけなのです。仮に年賀状やラブレターを内容証明郵便で出すことも可能です(笑)。

 そして受け取る側が読んで、大したことない内容と判断すれば、平気で無視する人もいます。それにも拘わらず送った側の中には、まるで裁判の判決文のような効果があると錯覚し大きな期待をしてしまう人がいるのです。

 特許も内容証明郵便も、利益に直結する保証は一切ありません。そのことを肝に銘じ、イメージだけで拡大解釈することなく冷静に対処してください。

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