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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「さりげなく助けることこそ真の援助」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「さりげなく助けることこそ真の援助」

2023.12.22

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「さりげなく助けることこそ真の援助」
旧約聖書「レビ記」には、「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならない」という定めを記してあります。

同じく「申命記」では「畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者、孤児、寡婦のものとしなさい」とあります。

 この様子を描いた名画がフランスの画家ミレーの『落穂拾い』なのです。私はこの絵を最初に見た時、貧しい人が勝手に他人の畑に入り込んで、刈り残した穂を拾い集めているのだとばかり思っていました。

 しかしこの絵をよく見ると、奥の方に描かれている多くの人は、落穂拾いをしている人を見つめており、向かって右側には馬に跨(またが)ってラッパを吹きながら、刈り取りの指揮を執っている人物が描かれています。

 つまり、収穫は計画的に行われており、その中で貧しい人への援助が行われている心温まる絵なのです。彼女たちはおそらく戦争未亡人で、一家の大黒柱を失ったため、地域の人たちが彼女たちのプライドを傷つけないようにさりげなく援助しているのです。

 恩着せがましいほど恥ずかしいことはありません。内閣総理大臣を務めた田中角栄氏も「人に金を渡すときは頭を下げて渡せ。くれてやると思ったらそれは死に金だ」と述べています。弱い立場の人のプライドを理解し、さりげなく助けることこそ真の援助なのです。

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