森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人のせいにする癖がついたらお終い」
2025.03.11
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人のせいにする癖がついたらお終い」
自己責任論について書こうと思い、先日投稿した、友人の「『自分』がない義理の弟さん(奥様の実弟)の離婚問題」の話の続きになってしまいました。ご容赦ください。
弟さんは仕事はできるそうです。だから昔の職人さんにみられるような、「仕事100点。その他落第点」のような方なのかも知れません。しかし、「自分」がないのであれば、その仕事に対しても“指示待ち人間”のような気がします。
それでも結果として仕事の実績は残しているので、会社における自分の居場所は確保できているようです。もしその弟さんが仕事もできないタイプであれば、どこにも自分の居場所は確保できないでしょう。
そんな「自分」がない弟さんに対して友人は事あるごとに、「最終的に和解するのか裁判で押し通すのかは自分で決めてください。義理の兄貴の言う通りにしたら大損をしたとして、こっちのせいにされても困るから」と、その都度「何事も自己責任で最終決断するように」と釘を刺しているようです。
自分で決断できないくせに、トラブルに遭遇すると何でも他人のせいにする人は結構多く存在します。自己責任の概念など最初からなく、責任を他人に擦(なす)り付けてばかりいるようになったらお終いです。
友人は正直言って、「(義弟は)何を考えているかさっぱりわからない。甘やかされて育ったから承認欲求が強く、自己責任という概念はないかも知れない」と言っていました。
しかしビジネスにおいて、社員ならいざ知らず、これがもし企業トップに、自己責任の概念がなく、何でも他人のせいにする癖がついてしまったら、会社崩壊の序曲が鳴り始めたと思って間違いないでしょう。
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