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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「怒りで応じない」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「怒りで応じない」

2021.11.07

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「怒りで応じない」
 「茶碗を投げれば綿にて受けよ」ということわざがあります。もし、喧嘩になって、相手が茶碗を投げてきたら、それを座布団のような綿の入った柔らかいもので受ければ、自分はケガすることなく、茶碗も破損しないで済みます。

 つまり、怒りには怒りで応じるのではなく、相手を受け入れる姿勢で臨むのです。売り言葉に買い言葉とばかり、同じように怒りをぶつけては、まさに血で血を洗うようなもので、益々収拾がつかなくなります。

 よく「言い争いで負けたことがない」など、他人よりも弁が立つことを自慢する人がいます。しかし、弁護士などでない限り、それは決して高く評価されないことがあるのです。

なぜなら、そんな言い争っている姿を、他人は見ているからです。鋭い舌鋒で相手を論破しても、周囲の人は、必ずしもその人を勝者と認めてくれるとは限りません。むしろ、「あんな言い方しなくても良さそうなものだ」「ムキになってワーワー言っている姿が逆に惨めに見える」などとマイナス評価され、言い負かされた方を真の勝者と認めてしまうことが往々にしてあります。

 怒りを鎮めるには、相手の言葉に冷静に耳を傾け、肯定することから始めなければならないのです。まさに、イソップ寓話の『北風と太陽』の太陽の暖かさをもって包めば、自然と上着を脱がせられ、心が頑なにならなくなるのです。

 クレーム処理においても、話を聞くことで怒りの大半が収まり、冷静になってもらえるので、適切な対応ができます。これは相手がクレーマーであっても同様で、聞くことで相手のペースに乗ることがなくなるからです。

 怒りの連鎖からは、不幸しか生まれません。その最大の不幸は、言うまでもなく戦争です。怒りで応じないことは、物事を間違いなく良い方向に導いてくれることを肝に銘じておきましょう。

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