森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成果は“逆算法”がもたらす」
2025.05.31
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成果は“逆算法”がもたらす」
成果を上げるために、綿密な計画を立てるのは結構ですが、計画段階で思いばかりを膨らませてもあまり実のある成果は得られないでしょう。
大事なことは、まず目的を明確にして、「それを成功させるためには、いついつまでに○○をしなければならない」ということを段階的に繰り返すことです。つまり、目的から逆算してやるべきことのスケジューリングをするのです。
「Aという目的を達成するには、○○日までにBという事柄を仕上げておかなければならない」「そのBという事柄を達成するには、□□日までにCを完成させなければならない」「そのCを……」とばかり、“逆算法”によって何をやるべきかを決め、時間を確保して仕事をしていくのです。
これはミステリー小説の作り方に極めて似ています。まず殺人事件などの事実を掲げ、「この動機は何なのか」を決めます。そして凶行をもたらす理由が明らかになります。
その結果、事件を隠蔽するために必要な工作を考え、それに関わる人物がそれぞれの立場で事件や犯人に何らかの働きかけをし、裏切りや恫喝によって第2、第3の事件を招くなどが主な書き方です。
そして読者が冒頭の文を読むときは、“逆算法”の結末が書き出しとなるため、「これから何が起こるのだろう」という期待を呼ぶような表現になるのです。そして次々に起こる殺人事件とのギャップに驚かされる仕掛けにはまってしまうわけです。
このような構造でなければミステリー小説は書けません。同様にビジネスにおいても、スタート段階の計画であれこれ思いを膨らませるのは止めて、“逆算法”でなければ成果は得られないことを強く認識してください。
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