森羅万象から学ぶ人生羅針盤「正しい教えを守れるかどうか」
2022.12.13
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「正しい教えを守れるかどうか」
江戸時代の儒学者・貝原益軒は、今でも読み継がれている健康法指南書『養生訓』の著者として知られていますが、そこで示されていることは決して稀有な内容ではなく、むしろ当たり前のことばかりなのです。
例えば、常に心穏やかにして、良く睡眠を取り、適切に休息しながら常に体を動かすようにすべきであるなど、言われなくてもわかるようなことばかりが書かれています。
『養生訓』がなぜ、今日まで健康本の古典的名著とされているのは、それが紛れもない真実であるからです。しかし、残念ながら人間というものは、そんな当たり前のことほど目を背けてしまう傾向があるのです。
それどころか、自分にとって都合の良い言い訳を考える方が楽なので、おのずからそちらに流れていくのが世の常です。そしてこれに関連して、2018年に興味深い論文が発表されました。「酒は百薬の長」として、少量の飲酒は体に良いと言われていた定説が覆されたのです。その論文では、お酒を一切飲まないことが健康に最も良いと明確に述べています。
もしこれが事実であれば、「酒は百薬の長」というのは酒飲みの言い訳に過ぎなかったということが分かります。『養生訓』でも、少量の飲酒は心身の疲労を和らげてくれるので効果的であるとしていますが、当然ながら飲み過ぎは戒めています。
しかし、往々にして酒飲みというものは意志が弱く、「少しばかりの酒じゃ飲んだ気がしない」と深酒に走ってしまうものです。飲酒に限らず、正しい教えを守れるかどうかが、幸福な人生の基本であることを忘れてはいけません。そしてもし、みんなが正しい教えを守ることができれば、この世界に万人の幸福が実現することを強く認識してください。
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