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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「羞恥心によって成長する」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「羞恥心によって成長する」

2021.11.21

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「羞恥心によって成長する」
 日本近代詩の父と称された詩人の萩原朔太郎氏の言葉に、「羞恥心は塩のようなものである。それは微妙な問題に味をつけ、情趣をひとしおに深くする」があります。確かに、恥ずかしいと思う気持ちは、自省や自制につながり、奥ゆかしさを醸し出して、物事の状況を変えるきっかけになります。まさに、適切な塩加減が、料理の味の決め手となることと同じなのです。

 これに関連して、アメリカ合衆国の文化人類学者ルース・ベネディクト氏は、その著書『菊と刀』の中で、欧米の罪の文化に対して、日本には恥の文化があることを示しました。欧米では、神様に対して申し訳ないという罪の意識がありますが、日本では、世間様の目を気にする恥の意識があるからです。
 そのため、日本人にとっては、ミスをして人前で笑われるのは、もちろん恥ずかしいことなのですが、逆に褒められても、欧米人のように誇らしくは思わずに、恥ずかしいと感じるものなのです。

 さらに言えば、羞恥心は人を成長させる原動力の一つなのです。
 仕事や勉強もせずに、遊び惚けている姿を恥ずかしいと思うことで、努力する気持ちになります。若く元気であるにも拘わらず、電車の優先席に座り、お年寄りや障がい者に席を譲らないことをみっともないと感じれば、思いやりを持つことができます。羞恥心があれば、こうしたことがきっかけとなって、成長を実現できるのです。

 恥ずかしいと思う気持ちがないと人は傲慢になり、行儀や礼儀、マナー、道徳などを軽んじても、そんな自分をカッコいいと錯覚します。
 それでは、必ず大きな失敗をするでしょう。その時、そんな自分を恥ずかしいと感じ改めることができれば、同じ失敗を繰り返すことはなくなります。
 まさに、恥の文化を尊重し、羞恥心という塩を振りかけることで、自分が磨かれ、大きく成長することを肝に銘じておきましょう。

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