森羅万象から学ぶ人生羅針盤「過ちを即行で正すのが真の賢者」
2023.07.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「過ちを即行で正すのが真の賢者」
ドイツの文豪ゲーテは「賢者にまったく過ちがないとしたら、愚か者はまったく絶望するしかないであろう」と述べています。確かに、何の欠点もない完璧な人ばかりに囲まれていたら、自分がどんどん惨めになっていくだけでしょう。
しかし、賢者といえども人間ですから、当然過ちを犯すことはあります。しかしそれをすぐさま正すことができるから、賢者として認められているのです。
賢者ですら過ちがあるのですから、当然愚か者など過ちのオンパレードでしょう。しかし、愚か者は過ちをそのまま放置するから、いつまでたっても愚か者のままなのです。
もし賢者が自らの過ちを正す姿を見ることができれば、「完璧な人などいないじゃないか」と希望が持てます。そして、少しでも早く過ちを改めようというきっかけになるのです。
そもそも賢者に限らず、過ちがない人などいません。過ちを即行で正すのが真の賢者なのです。そうであれば、愚か者でも過ちを真っ先に修正することを繰り返していけば、いつの間にか賢者に近づいているのです。
また、近寄りがたい完璧な人間よりも、何かしら欠点がある人の方が、親しみが持てるものです。つまり、愚か者であっても過ちを直ちに修正することを実践実証しようと努力している姿に親近感が湧き、場合によっては賢者よりも人望が寄せられるものです。
しかし、愚か者は中々それに気付かず、実行しないために成長も変貌もしないのです。改めて過ちを即行で正すのが真の賢者です。それに気付くことができれば、絶望する必要性などまったくなくなることだけは肝に銘じておきましょう。
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