森羅万象から学ぶ人生羅針盤【「人生いろいろ」だから面白い】
2024.09.21
森羅万象から学ぶ人生羅針盤【「人生いろいろ」だから面白い】
作家でタレント、参議院議員、東京都知事と、多彩な経歴を誇る青島幸男氏は、「若い時に嫌な思い、面白い思いをいっぱいしたヤツは、そうじゃないヤツよりも面白い人生が送れるもの」と述べています。
俳優としてドラマ『意地悪ばあさん』の主役まで演じるなど、元祖超マルチタレントと言われた多才な人物らしい発言ですが、実際にその人の立場になれば、人の気持ちが分かるようになります。頭でイメージする以上の面白みがあることを知るからです。
上司に恵まれず手柄を横取りされたり、自分に関係ない仕事の責任を擦(なす)り付けられたりされ、憤慨した人がたくさんいると思います。またその逆に、ダメ元で「交際してほしい」と声をかけたら成功し、結婚にまで至ったというケースの人も多いはずです。
そんな嫌なこと、素敵なことを数多く経験すると、「今日は今までにないことが起きるかもしれない」とワクワク楽しい1日が過ごせるのです。
特に出会いを大切にしましょう。自分が計画していることで、どうしても足りない部分を補ってくれる人などに偶然出会うこともあるからです。
以前ご案内したフランスの作家ジュール・ルナールの言葉である、「毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう。目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。有難い!人生は美しい」を思い出してください。
こんな気分になれるのは、面白い人生の1コマである面白い1日が始まる喜びに溢れているからです。もし若い時に嫌な思い、面白い思いをあまりしていないのであれば、こうした喜びに満ちた朝を迎えることは難しいかもしれません。まさに「人生いろいろ」だから面白いのです。
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