森羅万象から学ぶ人生羅針盤 「月曜日を味方につける」
2026.08.02
森羅万象から学ぶ人生羅針盤
「月曜日を味方につける」
日曜日の夕方になると、「明日からまた仕事か……」と気持ちが重くなる現象を、「サザエさん症候群」あるいは「ブルーマンデー」と呼びます。月曜日の朝になると体が重い、会社や学校へ向かう足取りが鈍る、そんな経験をした人も少なくないでしょう。
しかし私は、それは月曜日が悪いのではなく、「月曜日に対する心の向き」がそうさせているのだと思っています。
アメリカの作家エレナ・ホグマン・ポーターは、
「一週間のどの日よりも、月曜日の朝を喜んでよい。なぜなら、次の月曜日が来るまで、丸々一週間あるのだから」
と語っています。
実に前向きな発想です。
月曜日は、一週間のスタートラインです。今週という新しい物語の第一ページを開く日でもあります。人生は、一週間の積み重ねです。だからこそ月曜日の姿勢が、その一週間の質を決めると言っても過言ではありません。
確かに月曜日は忙しいものです。先週やり残した課題、新たな予定、会議、問い合わせ、そして思いがけないトラブルまで重なることもあります。しかし、それは月曜日だから起こるのではなく、一週間を前へ進めるために必要な仕事が集まっているだけなのです。
ならば、嫌々向き合うよりも、「よし、今週も始まった」と笑顔で受け止め、一つずつ感即動で片づけていけばよいのです。不思議なことに、人は覚悟を決めた瞬間から、心は軽くなり、行動は速くなります。
予定外の出来事が起きても、「まいったな」と笑って受け止め、「さあ、やろう」と一歩踏み出す。その一歩が次の一歩を呼び、気づけば困難だった出来事が、大きな達成感へと姿を変えています。
私は常々、「時は命なり」「一日一生」と考えています。月曜日は、ただ一週間の始まりではありません。今日という一度きりの人生の幕開けです。朝、私たちは生まれ直し、夜には一日の人生を生き切る。その積み重ねが人生そのものになります。
だから月曜日を嫌う必要はありません。むしろ、自分を成長させてくれる最高の鍛錬の日です。
生涯青春、生涯青年の心で、新しい一週間へ踏み出してみてください。月曜日を笑顔で迎えられる人は、一週間を楽しみ、一カ月を充実させ、一年を実り多きものにします。
結局、人生を変えるのは特別な一日ではありません。何気ない月曜日を、どんな心で迎えるか。その積み重ねこそが、自分の未来を創り上げていくのです。
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