森羅万象から学ぶ羅針盤「断捨離で高まる」
2020.10.19
森羅万象から学ぶ羅針盤「断捨離で高まる」
 断捨離は、単なる片付け術、収納術ではありません。
 人生、生活を快適なものにする思想なのです。
もともとヨガの行法である、断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)に対応した、生活に調和をもたらそうとする思想を意味する言葉です。
 それは、入ってくる不要なものを断つ「断」、現在ある不要なものを捨てる「捨」、ものへの執着から離れる「離」の3つの柱からなります。
 断捨離を実行すれば、人生そのものが身軽になり、快適な日常を手に入れることができるのです。
 そうすることで、次のステップを踏み出すきっかけにもなるのです。
 そして、哲学者・ニーチェは、「高まるために捨てる」ことの重要性について、以下のように述べています。
人生は、思うほど長いものではなく、場合によっては、今日のうちに亡くなる可能性もあるのです。
 そのため、私たちが何かを為す好機は、この瞬間でしかないのです。
 限られた時間の中で何かを為す以上、余計なものを捨てなければなりません。
 しかし、何を捨てなければならないかは、行動しているうちにわかります。
不必要なものは、ちょうど枯れ葉が木の枝から落ちるように、自然と剥がれ落ちていくからです。
こうして、我々は身軽になっていきます。そして、目指す目標に近づいていくのです。
 このニーチェの言葉は、断捨離に通じるものがあります。
それは、より高いステージにアップしていくための、重要な考え方なのです。
 人生、生活のなかで、持てる「荷物」は限られています。
 必要な「荷物」を持ったら、不要な「荷物」は置いていかざるを得ないのです。
不要なものへの断捨離は、人生を豊かにするのです。
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