森羅万象から学ぶ人生羅針盤「愛の力で強くなる」
2021.07.29
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「愛の力で強くなる」
ドイツの作家でノーベル文学賞受賞者であるヘルマン・ヘッセの言葉に、「愛は、私たちを幸福にするためにあるのではなく、私たちが悩みと忍耐においてどれほど強くあり得るかを示すためにある」があります。
人生においては、様々な悩みや忍耐を要求される場面に遭遇しますが、それを乗り越える最も大きな力は、やはり愛であることに間違いないでしょう。
人は、親になれば、当然自分のことばかり考えてはいられません。子供が原因で生まれる悩みや忍耐に立ち向かわなければならないのです。
しかし、子供への愛情が、人を強くします。守るべきものができ、それに対する愛情が原動力となって、大きく成長するのです。
特に、「女は弱し、されど母は強し」ということわざもあるくらい、母親になった女性は、見違えるほどに強くなります。
そして、愛は、与えることであって、決して見返りを求めないことであるとよく言われます。しかし、もし見返りがあるとすれば、それは、家族をはじめとする他人の幸福です。愛があるからこそ、他人の幸福を自分の幸福として喜ぶことができるのです。他人の幸福を実現するためなら、悩みや忍耐などは、愛の力によって消え去ってしまうのです。
愛に支えられ、悩みを克服し、忍耐ができる人は、感情を短絡的にぶつけるようなことはしません。イライラして、安直に怒ってばかりいては、自分の守るべき人にも、大きな不利益を及ぼすからです。
そして、常に成長しようとします。その成長に伴う悩みや忍耐も、愛の力をもって乗り越えます。人は愛の力で、どんどん強くなるのです。
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