森羅万象から学ぶ人生羅針盤「礼儀作法は社会生活の基本」
2023.01.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「礼儀作法は社会生活の基本」
新年早々から、改めて「礼儀作法」とはどういうものなのかを見つめ直してみましょう。日本大百科全書(ニッポニカ)によれば、「人がその社会生活を円滑に営み、社会秩序を保つために用いる規範と実践の総体」となっています。そして、礼とは温かい真心の具体的な表出であり、礼儀とは他との関係においてそれを判断・評価・行為の基準とする原則としています。
特に、冠婚葬祭における礼儀作法は、一人前の人間であれば身につけておくことは必要不可欠です。礼儀作法はともすれば、非常に堅苦しく、その根拠についても理解できないものがたくさんありますが、もし衆人環視の中で恥をかきたくなければ、礼儀作法を正しく身につけることは一人前の人間の必須条件です。
冠婚葬祭における礼儀の中で、特に遅刻は厳禁です。交通機関の事故などの不慮の事態に備えて、余裕を持って出発しましょう。そして着席する際は、きちんと椅子や座布団の位置を整えてから座れば、きわめて美しい所作に映ります。また、供された料理が美味しいからといって、ガツガツ食べるのは非常にみっともないことです。
そしてそれは、人間に対してだけ行われるものはなく、神仏に対しても当然ながら守らなければなりません。社寺にお参りする際にも、それなりの礼儀作法があり、それを無視して勝手なふるまいを行えば、神仏に対する冒涜になります。
礼儀作法は社会生活における一番重要な基本行動の一つです。そしてそれは、学校教育、社員教育以前に、基本的には家庭教育できちんと身につけさせなければならないものであること強く肝に銘じておきましょう。
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