森羅万象から学ぶ人生羅針盤「結婚という会社の優秀な社員」
2023.02.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「結婚という会社の優秀な社員」
これまでに、結婚の本質、実態、恋愛との違いなどについて、様々な先人・先哲の言葉をご案内してきましたが、『ヨイトマケの唄』などで知られる歌手・俳優の美輪明宏氏は、結婚生活を会社に例えて、「結婚という会社の優秀な社員であれば良い」と指摘しています。
言われてみれば、結婚の本質が人生を生き抜くための共同の仕事にほかならず、仕事である以上、例えば「○○家」という会社を設立し、旦那さまが社長兼営業部長、奥さまが副社長兼総務部長のような関係でしょう。
会社であるならば、一番大事な点は美輪氏が言うように、「優秀な社員」であるということです。優秀な営業部長なら1円でも多い売上を上げ、卓越した総務部長なら会社の中の一切合切を取り仕切り、営業部長が営業に専念できるようにすることです。そんな「優秀な社員」は自分の意思で「入社」させることができます。
しかし、令和の時代に古臭い例えだと感じるかもしれませんが、家庭や家族は、本質的には会社組織における会社員と何ら変わらず、求められる優秀性も同じであるはずです。
もちろん、奥さまが営業部長で大黒柱になり、旦那さまがいわゆる「主夫」として総務部長の役割を果たしてもまったくおかしくはないですし、現にそういう夫婦は珍しくありません
そして、子供という社員は、どこに「入社」させても決して恥かしくない社員になれるように、適切な「社員教育」を施すことだけは忘れないでください。
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