「志」を生きる──63歳、今なお学び、実践し、勝ち続ける日々

2025.12.16

人生とは、学びと実践の連続である。 63歳を迎えた今、私はその意味を日々の暮らしの中で深く味わっている。

毎朝・毎晩、法華経の読経と唱題行を欠かさず行う。これは単なる習慣ではない。心を整え、感謝と祈りを捧げ、自分自身の軸を確認する時間だ。静寂の中に響く経文の声は、まるで自分の内なる声と対話しているようでもある。

そして、毎週金曜日の倫理法人会。朝5時20分からの役員朝礼、6時からのモーニングセミナーに一度も欠かさず参加している。ここでは、仲間たちと共に学び、語り合い、気づきを得る。新たな発見は、すぐに日常の実践へとつなげる。知識を得たら、必ず行動に移す。これが私の倫理観だ。

私は常に「志」を高く掲げている。その志とは、心身ともに健康で、心に余裕を持ち、ぶれない自分軸で生きること。眼前の課題に一つひとつ丁寧に向き合い、誠実に解決し、すべてに勝ち続けること。

勝つとは、他者との競争ではない。昨日の自分を超えること。自分との約束を守り抜くこと。学びを実践に変え、周囲に希望を広げること。

年齢を重ねるごとに、学びの深さは増していく。「まだまだ学ぶことがある」──この喜びこそが、私の原動力だ。

これからも、志を胸に、静かに、しかし確かに歩み続けていく。その一歩一歩が、誰かの希望となることを信じて。