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「令和」元年を羽ばたく
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「令和」元年を羽ばたく

2019.04.10

5月より元号は「令和」となります。
今回の改元は、天皇の崩御に伴うものでなく、
生前退位によるものであるため、国内はまさにお祭りムード一色に包まれております。
天皇陛下の即位の日になる五月一日及び
即位礼正殿の儀が行われる日である十月二十二日は、休日となります。

また、これらの休日は国民の祝日扱いとなるため、
祝日と祝日に挟まれた四月三十日と五月二日も休日(祝日扱い)となります。
そこで、前号に引き続き、本号でも羅針盤を「特別寄稿」といたしまして、
「令和」の時代のスタートに相応しいお話しをさせていただきたいと思います。

●「令和」は庶民が輝き躍動する時代に
新元号「令和」は、この梅花の歌三十二首の序文が由来となります。
「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫す」と詠まれます。
来る年も来る年も、厳しい寒さの中、梅はどの花にも先駆けて咲き始めると同じように、
厳しい試練が社会に襲いかかろうとも、平和の花、幸福の花が咲き薫ることを願うというものです。

そして、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。
梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」
という意味が込められているのです。

万葉集には、天皇や貴族だけではなく、多くの庶民の歌があります。

「桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見」とありますように、
桜も梅も桃も李も、それぞれが美しいように、どれだけ時代が移り変わろうとも、
庶民があるがままで輝き、躍動してこそ、美しい「令和」の時代が築かれると思います。

●美しい調和の意味が「令和」に込められている
しかし、「令和」の「令」の文字について、一部の海外メディアが、一般的に
「order・秩序」や「command・指令」の意味で使われているなどと報じました。

それに対し、外務省は、「令和」には、「beautiful harmony」、
美しい調和という意味が込められているとし、
そのように説明するよう、海外に駐在する大使などに指示しました。

確かに、一般的にはそのように理解されてしまいますが、
「令子さん」という女性の名にみられるように、
ちゃんと「良い、立派な」という意味も含まれています。

「beautiful harmony」美しい調和は、
まさに自分と他人、自己と世界を同一視するものです。

それは、前述のように、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つこと、
お互いの幸せを共有する精神にもつながると確信しております。

●再び蘇生させる「互譲、互助」の精神
そして、躍進は、令和の時代において、その意味に相応しく
「他者の笑顔喜びが我が喜び」そして、社会が喜ぶ連鎖、
伝播、波動を巻き起こす、主体者の生き方をすると宣言します。

社会に対し笑顔、喜びを波及させるには、
先ず、自分自身が、喜び生活、喜び人生の体現者にならねばなりません。
そこで、念頭に置くことは、出光興産創業者・出光佐三氏の指針であった
「互譲、互助」の精神です。
お互いに譲り合い助け合えば、対立闘争などあり得ないという平和思想です。

多様性の世の中、人の「ものの見方、考え方、捉え方」も、千差万別です。
ただ、幸せになりたいとの思いは万人の願いではないでしょうか。

また、平和を願うのも同様です。
どのような組織においても、家族の喜び幸せ、地域の喜び幸せ、
世界(社会)の喜び幸せを願い創造するのではないでしょうか。

令和、これからの時代は、「個」が強く逞しく、個性が生きる時代でしょう。

これからの時代は、強固な組織も大事ですが、強く逞しい「個」の力が、
大きくものをいうようになると思います。「互譲、互助」においても、
自分自身が強くなければ、他人を助けることなどできはしないのです。

人間は、一人で産まれ、一人で死んでいくものです。
赤子の時は、母親に依存していますが、成長と共に親離れしていくものです。

現在では、親離れできない子供、子離れできない親もいるみたいです(笑)。

幼少期の依存関係は良いのですが、自立期を迎え社会人になれば、
他者とのコミュニケーションを十分にとり、第三者との補完関係を身に付けたいものです。

人間には、誰しも、弱い所と強い所が備わっています。
即ち、自分の弱い所は他者に補ってもらい、他者の弱い所は、
自分の強い所で補ってあげるという補完関係です。

人間社会において、互助の精神、補完関係の確立は欠かせないものです。
これが成立し、十分に機能すれば、対立関係になるはずがないのです。

令和元年を我が志の元年にして行きましょう。

そして、新しい時代を、新しい決意で出発しましょう!

     株式会社 躍進  代表取締役社長笠井輝夫

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