森羅万象から学ぶ人生羅針盤「多読で光り輝く」
2024.07.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「多読で光り輝く」
多読をすることではっきりしていることが2つあります。1つ目は雑談力が上がるのです。雑談は単なる時間つぶしではありません。たわいもない話を通して、自分の人間性をアピールする絶好のチャンスでもあるのです。
その時に、多読によってもたらされた知識が役に立ちます。しかし注意しなければならないのは、決して知識のひけらかしにならないようにすることです。知識のひけらかしは非常に鼻につき、皆に嫌われる原因となります。
一番良いのは「お礼」です。お客様がおっしゃったことに対して、「今、○○様のお話に関して、偶然ですが私も以前から興味を持っていました。しかしどうも勘違いしていたようです。それを正してくださいましてありがとうございます」と言えば、お客様の顔が立つだけでなく連帯感を共有できます。
そして2つ目ですが、言うまでもなく話題が豊富になり、誰とでも話が出来るようになるのです。例えばお客様が『源平盛衰記』の話をしている時に「北条政子って誰ですか?」では話になりません。「あの人がいたからこそ、源頼朝が鎌倉幕府を開くことができたんですね」ぐらいは言えないと、お客様をシラけさせてしまいます。
そしてもし、何か話題を振る立場になったら、車輪のスポークの中心に当たるHUB(ハブ)となっていろいろな話を披露しましょう。必ずやあなたを光り輝かせてくれます。多読はそれを可能にするのです。
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